チョウゲンボウ雄
京都新聞でも報道されましたが、京都市の中心部・四条通りに面するビルでチョウゲンボウが繁殖しました。
そのビルの前に住む会員によると、4月頃から親鳥の声が聞こえ始め、5月には雄が隣のビルのアンテナに止まって、カラスが近づくとキィーキィーと鳴いて威嚇していたそうです。
5月中頃に雛が孵ったようで、雄親が運んできた餌を雌親が受け取って巣へ持ち込む姿が何度か見られたとのこと。
5月下旬、別の会員が京都新聞の取材を受け、ビルの管理者の許可を得て、フロアの窓から確認したところ3羽の雛がいました。その雛がテラスに出て羽ばたきの練習を始めたのは6月初旬。そして、6月10日に1番目の雛が飛び立ち、次いで翌日に2番目の雛が飛び立ち、3番目も13日までに飛び立つことができました。
巣立った3羽の雛
その後、10日間ほどは巣のあったテラスにねぐら入りしているらしく、夕方になると3羽の雛が肩を並べて止まる姿が見られたそうです。広報部
雌
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