秋の渡りのシーズンが本番になってきましたので、金沢市内の「普正寺の森」に9月最後の土日に出かけて来ました。
ここは河口、砂浜、森林といった環境なのですがそれほど広くはありません。3時間もあればゆっくり回れる程度です。
海岸林なので道を歩いているとカニが沢山います。何種類もいるようですが写真はクロベンケイガ二のようです。
クロベンケイガ二
最初に目についたのはミサゴのお食事風景。メニューはボラでしょうか。高いマツの木の梢で悠々と食べています。
ミサゴ
砂浜に出ると、テトラポッドの上でウミネコの群れが休んでいます。
ウミネコ
また上空にはツバメ、ショウドウツバメが飛び交っています。
森の中に戻り、ちょっとした小川のそばで待っていたところあらわれたのがツツドリ(大きさからたぶん)。すぐに飛んでいってしまいました。
ツツドリ
両日とも、オオルリ、キビタキ、ムシクイ類は沢山いました。
オオルリ
サメビタキ類も、やたら沢山いて、3種とも見られました。特に、京都周辺では見る機会が少ないサメビタキも多いようです。サメビタキ類については、稿を改めてまた書きたいと思います。
充分見られたので、そろそろ帰ろうかと帰途についていたところ、道端にホオジロらしきものが歩いていました。「あれ?何だろう」と一瞬頭が混乱したのですが、低木の枝に止まったのを見れば、なんと初見のコホオアカでした。
コホオアカ
うーん、やはり日本海側なんだなと改めて感じました。plover
●観察したその他の鳥
コゲラ、サンコウチョウ、モズ、オナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、エナガ、メジロ、クロツグミ、イソヒヨドリ、キセキレイ、カワラヒワ、シメ
次の観察会は「探鳥会案内」をクリック