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新春三川合流探鳥会

 膝近くまで雪に埋まりながらバス停に着くと、京阪バスは運休とのこと。
タクシーで五条京阪に出て、京阪電車で八幡市駅に着くと辺りはうっすらと雪化粧。青空になった駅前は、石清水八幡宮への参拝客でにぎわっています。
 京都市内の大雪で、参加者はいつもより少なく14名。雪の日は小鳥が多く現れるかも、と意気揚々と出発しました。西山も少し雪景色となっていましたが、遠く北山は真っ白。溶けかけた雪に注意しながら歩き出しました。
 御幸橋から木津川を見下ろすと、イカルチドリ、イソシギ、ハクセキレイが砂州に下りています。宇治川左岸でモズを見ていた時、「あれは何?」の声。ミサゴが飛来、ゆっくりと北に飛び去りました。
 宇治川でカモ類を見た後、宇治川右岸の河川敷でホオジロ、桂川左岸側に回ると上空をイワツバメが舞いました。さらにチョウゲンボウも飛来しました。桂川左岸を少し上流に歩くと、中州の陰にカワアイサ20~30羽の群れ。♂の回りに多くの♀を従えていました。目の前のヨシ原ではアオジが見え隠れしていました。
 桂川左岸河川敷を下流へ歩くことにしました。左岸に沿ってつけられていた道は、ゴミや倒木が取り除かれていました。野球グランドの芝生地には、数十羽のツグミが下りて餌を啄んでいました。なお、ハチジョウはいませんでした。
 河畔林を下流に歩くと、シロハラ、ジョウビタキ、シメ、クロジ、カシラダカと次々現れ、私たちを釘付けにしました。
 風さえなければ日差しが心地よい「かわきた運動公園」に戻り、鳥合わせをしました。残念ながら、昼食を食べながらの鳥談義は中止し、12時過ぎ解散しました。解散後、担当者で話していると、ヒバリが出ていたことを思い出しました。従って出現鳥は全部で44種でした。                               新春三川合流探鳥会 2015年1月3日(J)

●見聞きした鳥 天候:晴れ
ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、ユリカモメ、ミサゴ、トビ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、イカル、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、クロジ 44種

                     資料映像 Jan. 2015

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