巨椋の休耕田にツルシギがいたのでカメラをセットして撮り始めたら、一緒にいたケリやコサギが急に騒ぎ出して飛び立ちました。ハヤブサです。獲物を狙って飛んできたようです。
鳥がいなくなったので片づけようとしたら、田んぼの隅にツルシギだけが残っています。そして、何事もなかったように再び採餌を始めました。
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ケリは人間さえ威嚇しますがハヤブサには弱いようで、遠くに飛び去りました。コサギもどこかへ逃げました。一方、ツルシギは田んぼの隅に移動して身を隠しただけでした。
その2日後、干拓田の中を流れる小川でアオアシシギ6羽が眠っていて、構図的に美しいので写真を撮っていたら、急に騒ぎ始めて近くにいたコガモと一緒に飛び去りました。今度はチョウゲンボウです。
小さなハヤブサがアオアシシギやコガモを襲うとは思えませんが、緊急避難したのです。
しかし、1分ほど後には、アオアシシギは6羽とも元の場所にもどって、思い思いに活動し始めました。コガモの群れは飛び去ったままです。
猛禽の出現で他の鳥は逃げ去ったのに、シギだけは元の場所に留まるというシーンを連続して目撃しました。シギは図太いようです。
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