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ヘビメタの鳥

冬鳥として渡ってくるタゲリは、「田園の貴婦人」と呼ばれています。金属光沢の美しい翼や頭の飾り羽からそう呼ばれるのでしょう。
確かに、写真だけ見れば気品のある鳥に見えますが、下の動画のようにトコトコ走る姿を見ると、私には「貴婦人」というよりも「近所のおばさん」に見えます。

    

タゲリの英名はLapwing。このLapは何だろうと思って調べたら、どうも「研磨」のようです。「ラップ研磨」という技術もあって、CDやDVDのような鏡面仕上げの際に使うとか。タゲリは「研磨仕上げのような光沢を持つ鳥」ということです。
角度や光の強さで微妙に色が変化する体色を、イギリス人は研磨した金属に例えたのでしょう。最も金属光沢の強い、音楽で言えばヘビメタ系の鳥。
田園の貴婦人? 近所のおばさん? ヘビメタ? イメージがバラバラです(笑)。

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