朝は雨、それでも集合地点へ向かう。出雲路橋のたもとに集まる人が22人。見事なまでに咲き誇るサクラに見とれてついつい話がはずむ。
最高に美しい比叡山を背に鴨川堤防のサクラ並木は続く。やがて雨はやみ、陽が差してきた。
渡りを控えた鳥たちも、春らんまんの中、主役を務めている。カワウもコサギもアオサギもみ~んな春の装い。
”常日頃は結構どう猛に見えるアオサギですが、こんなにきれいなアオサギ見たことない!”と彼らを褒め称える声が嬉しい。”代わり映えしないのは僕だけ?”とハシボソガラス。
水辺に彩りを添えているセイヨウカラシナが、アラッ、ヌートリアが顔を見せました。何でも毎日餌を与えて貰っているとのこと。一方お花見の人たちはというと、zzz・・・
見て見て、出町橋の下が画廊になってます!。これはホームレス追い出し作戦として京都府が考え出した対策の一環なのです。今日の鴨川探鳥会の担当はKさんだ。植物に関して豊富な知識の持ち主なのであります。
「スズメ隠し」って知ってますか?。土手の芝生が丁度スズメたちが隠れるくらいの高さを保っている様子をいうのだそうです。モクレンの花をつかって植物の勉強も忘れません。皆さんの熱心さのあまり、予定を1時間近くオーバーしてしまっての閉会。終了後はいつものように「反省会という名のランチ」で賑わいました。
鴨川リレー探鳥会(3月31日) なかむらけいこ
●見聞きした鳥
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、トビ、イカルチドリ、イソシギ、カワセミ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ヒレンジャク、ツグミ、メジロ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、イソヒヨドリ 31種
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