雨のはずだった。ところが集合時間あたりから曇りの予報に、やはり何人かの熱心なバード・ウオッチャーが集まる。お一人とは電話で話した。「先ほどまで降ってたんですが、微妙なんです、どうにか歩けそうですが」
出発、雨は辛うじて降らない。しかし、雲はどんよりと空一面に広がっている。なんだか鳥たちもでてこないような、みなさんもさほど期待されていなかったのでないかと思う。
モズが昆虫の “はやにえ”を作っている。
キクイタダキ英名:Goldcrest) Regulus regulus japonensis
ヒヨドリ、シメがやたらに多い、やがてアトリの群れ、カラ類、ツグミ。
メジロやシジュウカラに混じってキクイタダキが観察される。みんなでわりと距離のある水鳥を見てると、近くでベニマシコの声がする。美しい雄だった。
”日本産鳥類目録改訂第7版(クリック)” が出版されて、リストの順番が大きく変わった。我々もそれに従っているわけだが、空で覚えてる、くらい親しんだ “6版” からなかなか抜け出せず、出現鳥をチェックするのに時間がかかる。そして抜ける。今回も “鳥あわせ” の時は 43種だったが、原稿を書き出してシメを飛ばしてることに気づいた。 淀川牧野探鳥会 12月22日
●見聞きした鳥
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ドバト、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、イソシギ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 44種
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