今年最後の探鳥会とあって、1年間お世話になった探鳥コースの清掃を兼ての探鳥会となった。
大沢池、近くのクスノキの枝にシロハラが1羽。今日もヒドリガモの群れがわれわれを出迎え、池の北東側でオカヨシガモ20数羽がわれわれと距離を置いて群れていた。
大沢池を出た後、北嵯峨の田園を、金ハサミと黄色のゴミ袋を持って、道端のゴミや廃棄物を拾いながら3班に分かれた。
何時もの北嵯峨の小道、上空でオオタカがカラス2羽とバトルし、遠くの梢にハイタカがとまって、近くの低木からツグミが飛び去った。田園に入って遠くの山腹、何時もはオオタカがとまっている枯木にハヤブサの雄姿を捉えた。近くの畑の杭にチョウゲンボウがとまり、飛び去ることなくわれわれを迎えた。広沢池は水が抜かれて干潟状態、ケリ20数羽とタヒバリ10羽ほどで寂しく、何時ものミサゴに代わって珍しくハヤブサの出番となった。
最後に、拾い集めたゴミの回収と鳥合わせの後、事務局が用意された豚汁を参加者全員でご馳走になった。おでん風味の小芋も入った具沢山の豚汁で、お腹の中から温まった。 北嵯峨探鳥会(12月20日) K.O wrote
●見聞きした鳥
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、トビ、オオタカ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、オオバン、ケリ、イソシギ、キジバト、カワセミ、イカルチドリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 42種
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