午前10時、時折小雨が降るあいにくの天気でイベントは始まりました。広い芝生広場はスタッフの姿ばかり。午前の探鳥会は参加者が集まらず、取りやめました。盛り上げようと「ゆるキャラ」が披露されて、吹奏楽が奏でられました。それでも雨が止むと、少しずつ市民の姿も現れて、イベントらしくなってきました。
昼頃からイベントに集まる市民も増え、支部のブースを訪れる人も多くなってきました。京都支部は、体験コーナーとしてバードコール作りを企画しました。バードコールは子どもたちにも大人気。京都支部のブースは、にわかに小鳥の声でにぎやかに。
午後2時、雨も止み、探鳥会に参加希望の市民が来られたので、東から北、そして西へ、イベント会場の外周に沿って一回りしました。北側では、メタセコイヤの木のてっぺんに止まるイカルを、望遠鏡に入れて見てもらえました。上池ではカルガモ、すぐ近くにシジュウカラも出てくれました。モズや、セグロセキレイ、ハクセキレイも現れ、最後にメジロの群れを見て終了しました。鳥合わせを行うと、声を聞いただけのシロハラやコゲラを含め15種の出現でした。 京都府主催「あすkyoフェスタ」 植物園探鳥会 / 11月23日( J )
●見聞きした鳥
カルガモ、キジバト、トビ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、シロハラ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、イカル 15種
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