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鳥だより

                     マツヨイグサ

 4月から5月は渡りの時期、いろんな鳥がやって来ては、去って行きます。
 鴨川では多くの種類が見られる訳ではありませんが、毎年その時期になれば常連の鳥たちを見られます。また、子育ての時期でもあり、その鳥たちを見ることが散歩の楽しみのひとつでもあります。

5月の「常連さん」をご紹介しましょう。

5/1 
 オオヨシキリ、中州で声はすれども姿なし。
 イカルチドリのひなは孵化してから今日で16日目、3羽のひなは中州でよく動く。走り出す足の早いこと、早いこと!

5/3 
 オオヨシキリ、姿は見えたけど声はなし。
 センダイムシクイ、青々と繁ったエノキの梢から「ショーチューグイー」の声盛ん、だが姿は見られず。

5/4 
 コムクドリ1、オオヨシキリ1、センダイムシクイの声、キンクロハジロ居残り1。

5/6 
 キアシシギ1。イカチのひな3はだいぶ大きくなったが、まだ飛べない。

5/7 
 コガモ3、終認。キアシシギ4となる。

5/11 
 キアシシギ6となる。メジロ、シジュウカラのさえずりがあちこちで。

5/15 
 オオヨシキリの声は聞かなくなった。ぬけたかな? 突然頭上に「ケ、ケ、ケ、ケ・・」の声、現れたのはケリ3。近くの水辺に降りた。

5/16 
 やっとカモにひな誕生、カルガモに3羽、マガモに5羽のひな。岸辺沿いを親の先になり後になりしてちょろちょろ。
 カワラヒワ2 カラシナの中に見つけた。最近は珍しい。

                     マガモの親子

5/19 
 キアシシギ9となる。
 イカルチドリの子育てした中州には、1か月以上経って親ほどの大きさになった幼鳥が、まだ親離れできないでいるよう。きっと3番目に生まれた少し小さめだった末っ子だ。ともあれ、3羽とも無事育ったようで、まずは乾杯!
 別の中州では、コチドリとイカルチドリの縄張り争いの真っ最中。コチドリのペアにイカルチドリがお邪魔虫?

            のんびりと毛繕いするヌートリア

 去年11月から今年4月までの、散歩道で観察した野鳥の記録を、ホームページ(クリック)に掲げましたので、よろしかったらごらんください。                    「あれこれ散歩道(クリック)」より

               次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック

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