ツグミやシロハラなど冬の小鳥がほとんど見られず、探鳥会では担当者が苦労されているようです。その一方、冬の水鳥はそれほどでもないようで、宇治川にも例年どおりカモなどがやってきました。
まず、天ヶ瀬ダムより上流ではオシドリがあちこちで小さい群れをつくってのんびりとドングリを食べています。昨年のガンカモ調査では700羽以上カウントされていますが、今年はどうだったのでしょうか。
冬鳥ではないですが、ダムの下流ではいつもどおりヤマセミが写真家を集めています。寒い中、毎日のように通って撮影している熱心な人もいるようです。
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もう少し下流では、キンクロハジロやホシハジロに混じってカワアイサが10羽ほど滞在しています。今年はいつもより多いように思います。
平等院あたりには例年ヒレンジャクの群れが到来しますが、今年は他の冬鳥と同じく期待できないのではないでしょうか。
宇治川の近くにある木幡池には珍しくカンムリカイツブリが現れました。ただ、毎年やってくるホシハジロが何故か入っていません。その分、数も少ないようです。
先月ガンカモ調査が行われたので、その結果を見ないと何とも言えませんが、宇治川あたりでは例年よりもやや少ないといった感じです。みなさんの周辺ではいかがですか?
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