乾櫓
鳥を見る喜びを感受するには野山に遊ぶのが最良の選択だろう、ところが人工環境であっても餌と静かな森があれば野鳥はやって来る。その典型的な例がここ大阪城公園であろう。
大手門
冬なら暖かい飲み物、夏なら冷えたビール、屋台のたこ焼、近隣にはトルコライスの食べられるレストランまである。もちろんあちこちにトイレやベンチ、まして交通に関しては駐車場、地下鉄、JRの駅まで完備している。その上春秋の渡りの季節にはやってくる鳥の種類は多岐にわたる。めったに見られない珍種まで来る。バーダーパラダイスって事になる。
天守
言っておくがたとえ珍しい鳥に出会えても彼らはここを旅の宿としているだけで本来の姿ではない。北の草原で囀るノゴマ、高山で見るルリビタキやコマドリたちの美しさとは全く次元が違うと思っている。
市民の森
訪れたのは初冬の夕暮れ時であったがハイタカが天守の方へ向かうのを観た、またJR森ノ宮駅付近にはチョウゲンボウの姿もあった。大阪城公園の鳥事情については「大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!(クリック)」を参照されると良い。元山さんは約20年間この公園の鳥を観ておられ、また記録を残されている。一番楽しい季節は 9月ごろとお聞きした覚えがある。 16. Dec
天守より生駒の眺め
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