京阪八幡市駅前 8時30分集合。冬の探鳥会としてはちょっと早い。担当者の目論みは”良い天気”というのが重要な条件だが、一行が桂川河畔に到着する 9時頃一番鳥が見られるのである。鳥たちもあまり寒いと太陽が昇って暫くして少し暖かくなってから活動を始めるようなのだ。
当日はほとんど移動しなくても良いような探鳥会となった。ツグミ、イカル、シメ、カシラダカ、ベニマシコ、次々と目前の木々に来る。あちらこちらからいろいろな鳥の名前が飛び交う。森に入ると進行方向にシメやアトリの大きな群れ、水鳥の見やすい場所では20羽近いカワアイサが水面すれすれを猛スピードで下流方向へ、あっというまに解散時間が来た。自由昼食の設定なので”鳥合わせ”の後お弁当を広げる方々もある。この日は「あっ、オオタカ !!」の残り福などもあって楽しい一日となった。
それにしてもこの鳥の「集中」はどういう事なんだろう、手放しで喜んでいて良いのだろうか、どんどん侵攻する「整備」という自然破壊が野鳥たちを追いつめているのではないのだろうか。
新春三川合流探鳥会(2011年1月3日)
●見聞きした鳥
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワアイサ、ミサゴ、トビ、(オオタカ)、ノスリ、チュウヒ、キジ、(コジュケイ)、イカルチドリ、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、カモメ、ドバト、キジバト、カワセミ、(アカゲラ)、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、ベニマシコ、コイカル、イカル、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 57種[()→解散直後に出現した種類]
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