「野鳥の会京都」の定例調査はこの辺りまで、正確にいうとすでにここは大阪府下なんだけど、そしてこの砂州は木津川、これも正しくは淀川である。いつもここで昼食を摂っている。
この日はカワアイサとカワウを見ることが出来た。ハヤブサが水浴びをしていたり、ミサゴが降りてたりする事もある。「ほっ」とするひとときである。会話も弾む。また駅まで同じ道を4kmあまり戻らねばならないのだが、10年以上続けているからかさほど気にならなくなっている。
この日、個体数ではシメが多かったように思う、そしてツグミだろうか、冬、ここらで見られる鳥たちは一応網羅できた。
何年も同じところを歩いていると記憶の重なりがあってあれもいてたのに、これも見たのに、昔はもっともっと良かったと錯覚してしまうが、数字的にはさほど変わってはいない。あえてあげるなら猛禽類。種類、個体数ともに減少してると言わざるをえないところだ。この傾向の歯止めになるからって事でもないだろうけど、なるだけ手をかけて欲しくない場所だと思っている。
桂川生物多様性調査(三川合流) 2010年12月19日
●記録した鳥
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、カワアイサ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、キジ、イソシギ、ユリカモメ、ドバト、キジバト、カワセミ、アカゲラ、コゲラ、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、ベニマシコ、イカル、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 47種(公式記録ではありません)
次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック