良く知られた探鳥地だが長いあいだ行く機会がなかった。京阪「牧野」駅を降りて淀川方向へ出ると穂谷川沿いに広場がある。旧京阪国道を渡る。ぼんやりとした記憶だが、なんとなくこの橋を渡って右岸を歩いてゴルフ場を抜けるんだったか…と。
まだ人の入ってないグリーンになにやら鳥らしきがうずくまっている。なんとタゲリではないか「もう到着してたんや(10/ 31)」少々近づいても動かなかった。
川沿いの道を枚方のほうへ向かう。まず淀川の流れを見たかったが積極的に茂みへ分け入らないと河畔には出られない。時期的にまだ水鳥はさほど到着してないだろうし小鳥たちを見る事にする。モズやヒヨドリ、それにカラ類、声の絶える事がない。なかなか姿が見られなかったがどうやらシロハラも来てるようだった。
20羽くらいの小鳥の群れが飛び回っている。「止まった !!」マヒワだ。右往左往しながらアキニレの実を食べている。なんとアトリも混じっている、カワラヒワも行動を共にしている。アトリ科 3種が同じ場所で見られたって事になる。なんだか楽しくなってきた。
ツグミ、シメの小群、ユリカモメも少しながら飛んでいた。別段変わった種類に出会ったわけでもなかったが半年ぶりに帰って来た冬鳥たちに再会し、ちょっと幸福な気分であった。
淀川、牧野~枚方(10月31日)
●見聞きした鳥
カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、コジュケイ、タゲリ、イソシギ、ユリカモメ、ドバト、キジバト、カワセミ、ツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ(アキニレ)、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 37種
次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック