鳥の名前を持つ車が街を走っています。
例えば、トヨタのハリアー。デビュー当時はWild but Formalというコンセプトで、タキシード姿のライオンがパーティー会場に乗りつけるというCMが流れました。
HARRIERはご存知のようにチュウヒ。バードウォッチャーとしては、同じ見るならハイイロチュウヒのオスを見たいですが、街でも時々かっこいいハイイロチュウヒを見かけます。
グレーのハリアー、つまりハイイロチュウヒ
今は生産されていませんが、同じくトヨタのターセルはハヤブサ。普通はFALCONですが、鷹狩り用のハヤブサをTERCELと呼ぶようです。
最も長く続いている鳥の車名は日産のブルーバードでしょう。元々はSNOW BIRD(ユホオジロ)と命名される予定でしたが、アメリカのスラングで麻薬常習者を意味するのでBLUEBIRDに変更したそうです。
昔のブルーバード。現在はブルーバード・シルフィ
マツダの軽自動車キャロルは「さえずり」。1962年のデビュー以来現在も生産されていて、ブルーバードの次に長寿の鳥の車名です。
最近ニュースによく登場するアメリカの自動車メーカーにも、GMにはファイヤー・バード、フォードにはサンダーバードという車がありましたが、現在はいずれも生産中止になっています。
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