メニュー 閉じる

ツバメのねぐら観察会

     来年も元気に帰ってくるんだよ!

 春、東南アジアからはるばる日本にやってきツバメたちは、皆さんに温かく見守られ、カラスやヘビに襲われたりしながらも無事に成長しました。8月になったら京都中のツバメたちが全員集合!。宇治川河川敷の広~いヨシ原に集合します。その数は何と約2万羽とも・・。
今から、冬を暖かくすごすために東南アジア方面へ渡ります。
 来年も元気に帰って来るんだよと「約束」をしながら・・

 4日の夕方、宇治川の葭原には、宇多野小学校の児童を交えた市民等が約80人集まりました。3月頃から始めたツバメの巣の観察について話し合い、なぜ巣がこわれるの?、カラスの襲撃にはどう対応すればいいの?、去年は巣作りをしたのに今年は作らなかったのは何故?、マレーシアへ渡っていくって本当?、などなど交流会は盛り上がった。
そして、環境省によるバンデイング調査に必要なカスミ網や道具の説明や実際に見学もした。19:00頃になるとツバメのねぐら入りが始まった!(約2万羽)
すごい! すごい!、あちこちから子供達の歓声が聞こえる。
 やがて19:30ころ、ツバメたちの就寝タイム。おやすみなさい。
            8月4日 桂川河川レンジャー K.N wrote

●見聞きした鳥
アオサギ、ケリ、ツバメ、モズ、ウグイス、オオヨシキリ、セッカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス 11種

                次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック

カテゴリーの最近の記事

2件のコメント

  1. hanatori

    Unknown
    素朴な疑問なのですが、京都のツバメのねぐらは宇治川だけなのでしょうか?どうやって一か所に集まるのでしょう?
    「宇治川に行こう!」って話し合う訳にもいかないのに。

  2. K.N

    Unknown
    ご意見を寄せて頂いてありがとうございます。
    京都のツバメのねぐらとしては最大級(関西でも)と思います。
    でも、小さなねぐらはあちこちの水辺にあるようです。
    宇治川をめざして!、という仲間が集まっているのでしょうね。
    誰かが号令をかけているのか、私も30年間鳥を見ていますが、未だに
    答えがわかりません。
    やはりツバメに聞いてみるしかないのでしょうか?

    乱舞がとっても美しいハマシギ等についてもいつも疑問に感じています。
    一体誰がリーダーなの?

    生き物の世界って、まだまだ謎が多く、だからこそ魅力なのかも知れませんね、

    今日、野鳥の会による宇治川のツバメ個体数調査が報告されましたが、
    何と約5万羽ということです。

コメントは受け付けていません。