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明石公園探鳥会

 158号『そんぐぽすと』掲載の「おじゃまどり」の取材で、兵庫県支部主催「明石公園探鳥会」に広報部員4人が参加しました。
 快晴の明石公園は、休日を様々なスタイルで過ごす人々で賑やかでした。午前9時、リーダーのYさんから、今日のコースと、期待される出現鳥の説明を聞いて2グループに分かれて出発しました。
 正面入り口から入ると、本丸跡の城壁の左右に櫓がそびえ、明石城跡を中心にした公園であることがよくわかります。入り口を右に折れ、藤見池からひぐらし池と進みました。ひぐらし池から新緑の間に巽櫓(たつみやぐら)が望めました。二の丸への石段を上ると、メジロがひと際にぎやかにさえずっています。シジュウカラ、ヤマガラ、シメ、少し薄暗い木陰にシロハラ。二の丸から本丸広場に着き、夏鳥を探すことになりました。すると、桜並木でオオルリ雄が飛び回り参加者を楽しませてくれました。ここで私は、カシの木に飛び込むキビタキを見たのですが、皆を呼ぶ前に分からなくなりました。

 キビタキ (英名: Narcissus Flycatcher) Ficedula narcissina
 スズメ目ヒタキ科ヒタキ亜科
 亜種: 基亜種キビタキF. n. narcissina他に、
    リュウキュウキビタキF. n. owstoni (種子島、屋久島、琉球列島)
 異名: きわたり(山形)、あかばか(福島)、ひんひん(千葉)、かきどり(長野)、だんごしよい(静岡)、
   かねたたき(愛知)、きんこうちよう(高知)、ほとけのひたき(福岡)
 大きさ: L13.5 W22 夏鳥

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 アオジも出、エナガの群れ、上空のミサゴを見て、桜堀に着きました。ここはカワセミがよく出るところですが,今日は不在とのこと。剛ノ池沿いに歩くと、ヒドリガモが、アヒルや恐竜を模した足漕ぎボートに近づき餌をもらっています。八重の桜が満開の脇を通、ロータリーに着きました。ここには、アオバズクの巣箱が架けられていて、毎年数羽の雛が巣立っていくとのこと。そして、よく小鳥たちが水浴びに来る、水路のある林で鳥合わせをし、12時終了しました。出現鳥30種、参加者90人でした。(J)

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●見聞きした鳥
カワウ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、ミサゴ、トビ、キジバト、コゲラ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、キビタキ、オオルリ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 30種

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