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舳倉島探鳥記

 コルリ Erithacus cyane Siberian blue Robin ヒタキ科ツグミ亜科 L14
  異名: もんつきどり(静岡)るり(岩手、ほか) あほうどり(和歌山)

 26日21:00 京都駅八条口に支部会員4人が集合、T氏の車で輪島港に向け出発、名神高速~北陸自動車道を経て能登有料道に 途中運転者交代のため高松PA(真っ暗闇の日本海が恐い)で休憩、04:20輪島港に到着!出航まで仮眠をとる、08:00『ニューへくら』に乗船、09:00出航 当日は「波が高く欠航かもしれない」と言われていただけに…揺れる揺れる!波に揉まれ90分で船倉島に到着。
荷物を荷車に積み込み『民宿つき』に向かう、そして各々手早く機材を準備して 昼飯のオニギリを受け取り いざ探鳥に!初日と言うことで4人行動で島内を探索、15:00には宿に戻り交代で風呂に入り休憩後17:00夕食(やはり魚が美味しい!)、食後の談話もほどほどに前夜車移動でろくに寝てないため19:30には消灯(お休みなさい)。

 28日 朝食後、私は1昨年にヤマショウビンを見た龍神池を目指し単独出発、池近くまで行くと上空にエラく白い猛禽がカラスに執拗に追われてる…ケアシノスリだった、見渡すと更に2羽のケアシノスリ! 連絡したら他からも『空中戦』が良く見えていたそうだった。ケアシを見送り一息つき座りかけた瞬間!10m先の草地を右から左へ飛ぶ見慣れない鳥影…「アレ…今のヤツガシラだよな…確か今朝噂してたな」と思いながら皆に連絡を入れ その場に待機 数分にメンバーが集まりヤツガシラの姿を探す 久しぶりのヤツガシラは大きく見え迫力があった、12~13分後 ヤツガシラは飛び去り、その場で大満足の昼飯となった。

   ヤツガシラ Upupa epops Hoopoe ブッポウソウ目ヤツガシラ科
     旅鳥 (一部繁殖) 日本産は1亜種 L27 W44

 29日 朝から特に目立った鳥も出ず 観察舎.龍神池などを往復 昼過ぎから海外沿いを周り早めに宿に帰ると「港前の公園にヤツガシラが出てるで」と教えてくれた、 近くなので行くことにした、現場には既に大砲の砲列が出来ており 私も隙間から撮影 しかしこのヤツガシラ永く居る 撮り飽きたカメラマンは次々と去るが せっせと餌探しに夢中のヤツガシラであった。
 30日(最終日)「15:00に船が出るので一旦13:00に宿に集合」と打ち合わせ 最終日の探鳥に出発 3人で観察舎横の公園で足を停めていると目前の 木々の間を一瞬?五位鷺?と思いかける「ミゾゴイ」の飛翔、右に左に旋回して藪に消えた、へくら最終日の大物だった。
        船倉島探鳥記 (4/26日~30日) A.O

●見聞きした鳥
ウミウ、ヒメウ、ミゾゴイ、ゴイサギ、アマサギ、カルガモ、ミサゴ、オオタカ、ツミ、ケアイノスリ、チョウゲンボウ、ウミネコ、キジバト、ツツドリ、アオバズク、ヤツガシラ、ヒバリ、コマドリ、コルリ、ジョウビタキ、ノビタキ、イソヒヨドリ、トラツグミ、クロツグミ、アカハラ、センダイムシクイ、キビタキ、ムギマキ、オオルリ、シジュウカラ、ホオジロ、シロハラホオジロ、コホウアカ、キマユホオジロ、カシラダカ、イスカ、ウソ、シメ、ハシブトガラスなど。
(野鳥以外ですが脚輪をした伝書鳩2羽が島内をウロウロしてました。)

     次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック

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1件のコメント

  1. bulbul

    Unknown
     お返事遅くなって申しわけありません。古い文献ではヒヨドリの繁殖は一回とされているようですがさほど研究は進んでいません。今回抱卵してすぐ卵を捕られたということで、もう一度同じ巣を使うことはないようですが営巣する可能性はあるのではないでしょうか、

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