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北嵯峨探鳥会

 穏やかに晴れた日を「冬日和」と言うそうですね、今日はまさにそんな一日でした。 三々五々集まってこられた参加者の皆さんは、あちこちで鳥談義を交わしながら早くも思い思いに鳥探しがはじまっています。それに答えるように、集合地周辺の垣根や草地、木々の梢にカラ類やジョウビタキ、ツグミが現れ、少し遠くの杉に止まる イカルは伸びやかな囀りで我々に呼びかけてくれます。久しぶりの好天に、鳥たちも気持ちが良いのだろう。
 そして探鳥会開始、大覚寺庭苑へ、大沢池でカモ類をチェック、「去年いたアメリカ ヒドリはどうしたんやろ?」などの声、今年はカワウが多い、小さな池に13羽をカウント。「名古曽の滝」前の広場で暫く定点観察、ヤナギやフウ、サクラの木を転々と飛び移るカラ混群を観察するが「ヤマガラは?」「コゲラが居ない」、皆さん少々ご不満の様子です。‥と、滝の方から飛び出した白っぽい鳥!「止まった!サクラの枝先」、「シメ!」数人の大きな声、大勢の目に驚いたのか天神島の繁みに隠れてしまったのでした。これを潮時に大覚寺を出て直指庵、後宇多天皇陵へと向かいます、タカ類の出現が期待できるコースながら出てくれません、アー情けなや‥。やがてアオダモの黄金色の 黄葉に見とれながら広沢池に到着、水の抜かれた湿地にコサギとユリカモメの白い姿が浮かび上がって印象的です。ここではいつも参加者一同、腕の見せ所となるのです。たくさんのセキレイ類に紛れて「何か」が居るのです。「イカルチドリ見つけた!6羽ぐらい集まってる」、「タヒバリだ!」、「タカや!緑バックや」「稜線から出た!オオタカや!」、とに角賑やかです。
そうこうする内に「鯉上げ」屋の平岡さんが鳥追いのロケット花火を一発!鳥たちが舞い上がってセキレイ類は畑地へ避難、我々も畑地へ退散、いつもの高台で「鳥あわせ」して終了、解散。弁当持参組は談笑楽しく昼食。帰り道、干からびたカエルの古ーい「はやにえ」を皆さんに紹介、大笑いの別れとなりました。クイナはまだ未確認、ケリは何処へ‥?、ハマシギも確認できず、キジは撃たれたのか?
        北嵯峨探鳥会(12月20日) Y.M wrote

●見聞きした鳥
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、 オナガガモ、トビ、オオタカ、イカルチドリ、ユリカモメ、キジバト、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、 ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、シメ、イカル、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 35種

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