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秋の田園風景

 京都で平安時代から名勝地として名高い大覚寺は鳥が喜ぶ森や林に囲まれています。
 大沢の池には度重なる台風の影響か冬鳥のカモ類の姿がありません。それでも唯一活動するカイツブリが、潜水後どこに姿を見せるか探すのも面白いです。
 小倉百人一首の歌枕で有名な名古曽の滝跡を見て歩を進め、春にはムクドリでにぎわう赤い立派な宝塔を後に北嵯峨の田園に出ます。

 モズの高鳴きを遠くに聞き、コシアカツバメやイワツバメが乱舞する空を見上げ、先月見つけられなかったノビタキを探します。 この鳥は杭の上でいわゆるノビタキ行動というのを見せるので、杭の多い所を辛抱強く探していきました。
 「いた、いた」の声。杭の上から飛び出し、またもどります。探していた鳥が見つかった時のあの安心感と秋の微風が心地よいです。
 間もなく冬鳥たちでにぎわう広沢の池には、やっとキンクロハジロが15羽水面に浮かんでいます。
 振り向くと愛宕山をバックにコスモスが満開でした。ああーやっぱり北嵯峨は素晴らしいですね!!                             北嵯峨平日探鳥会 2020年10月15日 T wrote

●見聞きした鳥 天候:
カイツブリ(2)、キジバト(3)、カワウ(10)、アオサギ(4)、ダイサギ(5)、ミサゴ(1)、トビ(6)、カワセミ(1)、モズ(20)、ハシボソガラス(2)、ハシブトガラス(5)、シジュウカラ(5)、コシアカツバメ(20)、ヒヨドリ(30)、ウグイス(1)、エナガ(5)、メジロ(6)、ムクドリ(3)、ジョウビタキ(1)、ノビタキ(5)、スズメ(30)、キセキレイ(1)、ハクセキレイ(15)、セグロセキレイ(19)、イカル(10)、ホオジロ(1)、キンクロハジロ(15)、カワガラス(1)、イワツバメ(40)、ショウドウツバメ(20)、イソヒヨドリ(1)、ドバト(4)32種

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