この下流コースは平日が工事中のため、今回は工事が休みとなる日曜日に開催しました。
直前の他の探鳥会が3回連続雨天中止となったためか、参加者はいつもより多く36名。うれしいことに、受付で「お試し会員になりたい」と申し込まれた方もいらっしゃいました。
最初のポイント・中洲ではキンクロハジロ、コガモ、カワアイサ、イソシギが見られました。その背後にある菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)の陵墓はサギのコロニーになっていて、枝をくわえたアオサギが飛んだり、抱卵中と思われる個体も数羽います。
河川敷のブッシュからはウグイスの声が聞こえ、上空ではツバメが舞い、花冷えの天候ながら「春」が実感できます。
途中、ベニマシコのポイントが3カ所あるのですが、いずれも確認できず。代わりにジョウビタキやアオジ、カワセミが現れて目を楽しませてくれました。
宇治川を離れて木幡池へ。10日前の下見では2羽いたミコアイサ♀の姿がありません。代わりにハシビロガモがすぐ近くまで飛んできて、じっくり観察させてくれました。また、後続組は向こう岸のアシの茂みでオオジュリンを見たとのこと。
宇治川でも木幡池でも、冬中あんなにたくさんいたホシハジロは、すでに旅立ったようで1羽も確認できませんでした。
予定を1時間もオーバーして鳥合わせをし、本年度最後の探鳥会が終了しました。 宇治川・木幡池探鳥会 2019年3月24日 K.S wrote
●見聞きした鳥 天候:
オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、キンクロハジロ、カワアイサ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、ケリ、イカルチドリ、イソシギ、トビ、カワセミ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン 40種 ドバト
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