少し寒さが緩み、本日の京都マラソンの人たちには暑いくらいでしょうか、探鳥会にはうれしいお天気となりました。
いつものように乾御門から出発。最初に、この冬の御苑のアイドルとなったエゾビタキ。シルエットもさらに丸くなっているようです。近衛池は工事ですっかり水を落とし、もちろんカワセミの姿はなし。
途中、カラ類の混群に足を止めながら、中山邸跡の辺りで今年は多いといわれているシメの群れ。生け垣の中からウグイスのささ鳴き。初めて聞く方が「年中、ホーホケキョと鳴くんじゃないんですね。」「そうなんです。だから一年中見ていて楽しいんですよ」とリーダー。案内のしがいがあるものです。
トラツグミを見て、最後に「これを見なきゃ帰れない」とみんなでアオバトを探します。オオタカから身をしっかり隠すように枝葉の奥にいたため、多くの人はモフモフで緑のシマシマのカワイイお尻を堪能。
初めて参加の方にもたくさんの冬鳥に出合っていただき、予定の時間を少しオーバーしての終了となりました。 京都御苑探鳥会 2019年2月17日 T
●見聞きした鳥 天候:
マガモ、キジバト、アオバト、アオサギ、コサギ、トビ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、トラツグミ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、エゾビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、アトリ、カワラヒワ、シメ、イカル、アオジ、カワラバト(ドバト) 32種
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