Birder’s Cafeの定番となった「羽根講座」。今回はキジなど長い尾羽を持つ鳥がテーマです。
コウライキジやヤマドリはもちろん、ニワトリ、ホロホロチョウ、クジャクの羽根まで登場し、Uさんの羽根コレクションの多彩さに驚かされます。
次々に回ってくる羽根の標本を見ていると、あらためてその美しさに気づきます。私たちは「雄の羽衣は美しいけど雌の羽衣は地味」と簡単に片づけますが、雌の羽根も不思議な形の斑や緻密な模様など、じっくり見ると自然の造形の妙に感動します。
例えばキジの雄を観察する際、長い尾羽や赤い顔、緑色の羽衣に目を奪われがちで、後頭部の冠羽は注視しませんが、Uさんが指摘するように小さいながら虹色に輝いて美しいこと。この羽根講座の利点は、そうした微視的な観察ができるところにあります。
羽根は二重に生えている(写真)、ヤマドリの長い尾羽は飾りではなく木の間をすり抜けて飛ぶためにある、クジャクが広げるのは尾羽ではなく上尾筒など、Uさんならではの知見が得られるのも魅力です。 室内例会 2019年2月11日 K.S wrote
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