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夏鳥さん、さようなら

 9月初めの台風21号で、京都御苑も大きな被害がありました。その影響で9月の探鳥会は中止となり、探鳥会開催を首を長くして待っていた京都御苑ファンが約30名集まりました。
 台風直後に比べると、かなり復旧が進んではいるものの、まだまだ立入禁止のところが多く、いつものコースからルートを一部変更しました。
 近衛邸跡へ向かう小道が使えないため、砂利道をそのまま東に向かいます。台風後初めて来た人も多く、多くの樹々が根元から倒れている姿に驚いています。
 鳥の姿はなかなか見えません、今出川口近くでようやくカラ類の混群が近くに現れ、一部の人はキビタキ雌、コサメビタキなどを確認しました。 
 バードバスも台風前とは様変わりです、あまり鳥も出ないので先を急ぎます。迎賓館西側の森の小道をモズやセキレイ類を見ながら南下。大宮御所正門あたりからは、いつものルートに戻ります。 

 コースの最後近くが、本日の目玉のノゴマ雄のポイントです。水曜日の下見の時に確認したものですが、まだ滞在していてくれました。このノゴマ君、サービスもよく、見やすいところで立ち止まってくれたので、ルビー色に輝くのどを、参加者全員が心こころゆくまで鑑賞することができました。 
 最後はいつもの場所で鳥合わせ。出現鳥は25種類といまひとつでしたが、参加者の皆さん笑顔での解散となりました。                      京都御苑探鳥会 2018年10月14日 plover

●見聞きした鳥 天候:
マガモ、キジバト、アオサギ、トビ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ムシクイsp、メジロ、ムクドリ、ノゴマ♂1、コサメビタキ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、イカル 25種

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