大覚寺大沢池にハスの姿は全く見られず、オオバンが数羽。小さな池には早くもカイツブリが浮巣の上に座っていましたが産卵はまだのようです。心経宝塔ではムクドリが数羽忙しそうに出入りしていました。アオバズクの営巣木であるツブラジイの木は過日の強風の時に枝が折れたのか樹形がほっそりして、今年も営巣してくれるでしょうか。
寺を後にして電線に止まったムクドリを眺めながら直指庵への道を東に折れ、小さな池に。北へ帰ったのかカモは見えず、その代わりにフジがきれいに咲いていました。御陵さんでは先に着いた人からオオルリ、トラツグミ、クロツグミがいたと告げられましたが、後から来た人には見てもらえず残念でした。
畑に出ると「レンゲを摘む会」の開催を明日に控え、周囲にレンゲの花が広がります。いつも気になっていたのですが、広沢池に向かう道の西の方に、見るからに古墳とわかる小山は、実は「葛野大堰(かどのおおい)」の事業を成し遂げた秦一族の首長の墓と知りました。さらに歩を進めると、また一面薄いピンク色のお花畑が見つかりました。なんとホトケノザの群落でした。
水を満々とたたえた広沢池を通過し、児神社で鳥合わせを行いました。今回はリーダーからタケノコが分けられました。鳥の数は少な目でしたが北嵯峨はやはり最高でした。 北嵯峨平日探鳥会 2018年4月19日 N.H wrote
●見聞きした鳥 天候:
キジ、マガモ、カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ケリ、トビ、カワセミ、コゲラ、サンショウクイ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、コシアカツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、カワガラス、トラツグミ、クロツグミ、アカハラ、ツグミ、オオルリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、イカル、アオジ 39種
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