担当者として集合時間の30分前に近鉄向島駅に着いたら雨模様。開催できるかやきもきしましたが、集合時間が近づくについて薄日がさしてきて、雨もやんでほっとしました。
一般参加者の方が多く、また子供連れも目立ち、いつもと違う雰囲気です。
総勢50人ほどで、駅からまっすぐ宇治川の堤防に向かいますが、子供たちは途中の田んぼや水路に、カエルや昆虫を見つけては立ち止まるので、先頭から最後尾まで長い列になりました。
堤防についてしばらくはまだ明るく、土手下のチュウサギなどをスコープで見てもらいながら時間つなぎをしているうちに、だんだんとツバメが増えて来ました。
日が暮れかかるころから、黒雲のような大群が次々に現れると、あちこちで歓声が上がりました。その最高潮というときに、千両役者のハヤブサが登場。
ツバメの群れに飛び込んで、見事、夕食をゲットとするところを見せてくれました。
あたりもすっかり暗くなり、ツバメからコウモリに主役が交替したところで、解散いたしました。
参加人数は、後から合流した人も含めて53名で、ふだん、野鳥を見ない人たちにもツバメのねぐら入りは関心が高いようです。今回は担当3名でしたが、ベテラン会員が数名サポートしていただき、ありがたかったです。来年からは、担当者の増員を検討した方が良いと感じました。 宇治川ツバメの乱舞観察会 2017年8月5日 plover
●見聞きした鳥 天候:
カルガモ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、ケリ、トビ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、ハシブトガラス、ツバメ、ウグイス、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、セグロセキレイ、カワラヒワ 18種
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