アクセスの良い京都御苑で、初心者に気軽にバードウオッチングを楽しんでいただこうという趣旨で開催した今回の探鳥会。ありがたいことに、「初心者向けと書いてあったので」と遠路はるばる舞鶴から、お母さんと男児2人のご家族が参加してくれました。「朝6時半の列車に乗って来た」とお兄ちゃん。期待に胸が膨らんでいるようです。
そのほか、バードウオッチングは「初めて」とか「2～3回」、「家では見ている」という初心者も参集。もう一つありがたいことに、その初心者を案内したり、鳥についていろいろ教えてあげようと、ベテラン会員も何人か集まってくれました。
初心者に普通種をじっくり観察していただく企画なので夏鳥は期待しなかったのですが、桂宮邸跡あたりでキビタキの声が…。しばらく粘って、1～2秒の短時間でしたが全員に姿を見ていただけました。
バードバスでは、カラ類をじっくり観察していただくため30分ほど滞在しました。最初はなかなか登場してくれなかったものの、そろそろ移動しようかという頃になって、ヤマガラの幼鳥やメジロ、シジュウカラが次々に水浴びにやってきました。「かわい～」と女性参加者。舞鶴のご家族もじっくりご覧になったようです。
白雲神社ではコゲラが登場。新しい巣を作るためか、同じ箇所を盛んにつついています。おかげでじっくり観察することができました。舞鶴のご家族の弟さんも「見れた～」と笑顔になっています。
ところが、九条池に到着すると、常連のアオサギもカルガモもお留守でした。夏日の強い日差しを避けて、木陰で鳥合わせをし、18種類を確認して終了しました。 京都御苑探鳥会 2017年5月21日 K.S wrote
●見聞きした鳥 天候:
キジバト、トビ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、カワラヒワ、イカル 18種
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