メニュー 閉じる

宝ヶ池平日探鳥会

 時期なのにソメイヨシノはまだ蕾。でも、ミツバツツジには満開の樹もありました。ただ、鹿がその新芽を食べた跡があり、花をつけていない樹 も幾つか見られました。
 今年に入ってから2回 目の宝ヶ池探鳥会でしたが、あまり良い天気ではなく、少し寒い曇り空の探鳥となりました。

 この時期の宝ヶ池探鳥会は初めてなので、どのくらい野鳥が出てくれるのか少し心配していたのですが、その心配を十分に裏切ってくれました。 一番気になっていたのはオシドリでしたが、5ツガイ10羽 と、3月末でもいることが確認できました。前回の平日探鳥会(2月25日 実施)より2ツ ガイ増えているようでした。野鳥の世界はまだ冬のようで、ツグミ、シロハラ、アオジなどが観測されましたが、まだ夏鳥は入っていないよう でした。
 桜の森の小路に入るとルリビタキが姿を見せてくれました。それを追いかけていますと、“ケッケッケッ”とキツツキの声がしました。口笛のよ うなピョーピョーという声とは違うのでアカゲラかなと思っていた時、どなたかがその姿を確認してくださいました。スコープで合わされた方 もおり、何人かの人はしっかりと見ることができたようでした。そんな時に、高い木の上にウソを発見。スコープに入れますと、「ウソは初め て」という方が飛んできて、感激してくださりました。桜の花芽も食べるので、桜色の前掛けをしていることもないのでしょうが、現れてくれ ると気持ちをウキウキさせてくれる野鳥の一つです。また、ノスリが1羽 飛んでくれました。

 菖蒲園近くにいたアオサギは真っ赤な嘴をしていました。嘴だけでなく足もはっきりと婚姻色の赤になっていました。鳥合わせ直前の岩倉川では カワセミが我々を楽しませてくれました。

 川の中の岩に乗ったメスを撮ったつもりだったのですが、家に帰ってから写真を見ると右端に嘴の黒 いオスも写っておりました。鳥の世界に少し春を感じました。                                宝ヶ池平日探鳥会 2016年3月24日 Y.I wrote

●見聞きした鳥 天候: 曇り時々晴
オシドリ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、トビ、 ノスリ、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、ハソボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、 ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ウソ、イカ ル、ホオジロ、アオジ 35種

             次の観察会は「探鳥会案内」をクリック

カテゴリーの最近の記事