8時すぎ、乾御門、とおいキビタキが聞こえていた。内田さんの御苑探鳥会にはかならず参加してたけど、ここの担当は初めてだ。それも足をわるくして動けなくなってから、I さんが応援してくれることになって一安心である。
鳥たちの最盛期も過ぎ、そんなにたくさん来られないだろう。ところが、40人もの参加者だ。副担当でこられることになってたし、内田さんのお話目当ての方も多いと思う。わたし自身も残念だ。
ドクダミHouttuynia cordata
いつものコースを辿ったが、これといった鳥の声も姿もなく、あっというまに 1/ 3行程。水場あたり、メジロ、シジュウカラ、スズメに一同注目。いつもここらでたむろしてるはずのヤマガラもやっと一羽、抱卵期なのだ。聞き慣れない高いささやきはエナガの雛たちだろう。
染殿井、キビタキのみごとな囀り、姿をとらえることはできなかったが、典型的な声だ。のこる目玉はあとひとつ、アオサギのコロニー。ほとんど巣立ってしまってたが、雛の陰は見ることができた。
昨年同時期、迎賓館の南にトラツグミが居たのだけれど、飛び去って早や一年、ふたたびで逢う夢も叶わず、探鳥会は粛々と、否、淡々と進行する。私はまったく気づかなかったがハヤブサが飛んでいたらしい。
開花してた植物、さてなんだったのか、ジョウバモクレンが巨大な花をつけていた。目についたのは、それぐらいだろうか。 京都御苑探鳥会 2015年6月7日
●見聞きした鳥 天候: うすぐもり
カルガモ、カワウ、アオサギ、トビ、コゲラ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ドバト 21種
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