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中学生から大学生大歓迎

 親子でとりみ隊改め、中学生~大学生の参加を期待してのスチューデント探鳥会。しかしながら、宣伝不足も否めず連休は何かと予定があるだろうしと、初の参加者ゼロを覚悟していたが、親子1組と大学生1人、担当者を合わせて5人でスタート。

 参加者もさることながら冬鳥が帰ってしまった今、鳥も少ない。では、常連さんの鳥たちをゆっくり見ましょうと集合場所のスズメを見る。丸々と太った大きなアオムシを念入りに木の根に叩きつけ、アオムシの動きが止まると上手に2つ折りにし咥えて飛んで行った。巣にいるヒナに与えるのだろう。昨年同日の探鳥会では、巣立ちビナが親に羽を震わせて餌をねだる様子が見れたのだが、今年は4月の雨と冷え込みでか子育てが遅めのようだ。

 植物はウマノアシガタ、ヒメジョオンが花盛り。シャガも盛りは過ぎたが、まだきれいに咲いている。
 アオサギのコロニー、バードバスでメジロの水浴びもじっくり見てしばらく行くと不思議なものが・・・。宇宙人の仕業か?と思ったが、おそらくかわいい子ども作品であろう、まつぼっくりが円形に並んでいた。

 近衛池の南側の樹上にイチャつく(笑)ハシボソガラスのペアを親子さんが見つけてくれた。しゃがみこんでよくよく見ていると、左の個体が右の個体の後頭部をそっと嘴で撫でるが、撫でられている方はなんだかそっけない。その様子は人間さながらだ。

 途中なんども聞いたキビタキのさえずり。児童公園の北側でも盛んにさえずっている。やっぱり、どうしても一目姿が見たくて、探すこと15分あまり。ようやくその姿を見つけることができた。きれいなさえずりで成鳥だと思っていたが、どうやらまだ若い個体のようで背面は黄色かったが胸はまた黄色が出ていず、尾羽も短め。幸せの青い鳥ならぬ黄色い鳥をみんなで見た後、鳥合せとなりました。                   スチューデント探鳥会2015日5月3日 A.T wrote

●見聞きした鳥 天候:くもり
マガモ、カルガモ、キジバト、アオサギ、トビ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、セグロセキレイ、カワラヒワ、イカル 20種

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