「サシバ」の声に
ゴールデンウィーク後半 2日目の休日は朝から好天に恵まれ、舞鶴自然文化園観察小屋には、暖かい日ざしがそそいでいた。
午前 9時には 36名の野鳥愛好家が集まってくれ、最初に集合写真を撮って、多祢山へ登る行程を説明し探鳥会を開始した。最近、草木を伐採してもらった自然観察フィールドわ登り始めると、ウグイスが歓迎の挨拶のように囀ってくれる。
弁当を食べながら舞鶴湾を
見晴らしのきく灌木林を登ると、大浦森林公園に着く。この道も京都府が業者を使って整備してくれているので歩きやすい。あちこちでヒヨドリが鳴き、雌雄のサンショウクイが飛び、近くでクロツグミが囀り、遠くでオオルリの声が聞こえる。
まずは、記念写真
大浦森林公園は「常磐木の森」「タムシバの森」「カエデの森」などと名づけられており、「巨木の森」へ入ると径 1m級のイヌシデが繁茂しており、その中をヤマガラやイカルが飛ぶ。
565mの山頂へ登ると、そこから南を見れば東・中・西・三舞鶴湾が見渡せ、北に目を移すと、日本海沖に冠島・沓島が浮かび、眼下には三浜海岸の大小の小島が美しく並ぶ。絶景を眺めながら、昼食をとり、12時30分には下山を開始する。
ゆるやかな山道を下山し、13時40分にはみんな自然文化園観察小屋に帰り着く。最初に渡しておいた鳥合わせ用紙を出してもらい、鳥合わせをすると、22種の出現鳥を観察していた。
みんなにまた会える日を願い、帰り道の安全を誓い、13時50分には解散した。
多袮山たねやま府民探鳥会 2014年5月4日 A. M wrote
●見聞きした鳥 天候:晴れ
トビ、サシバ、キジバト、コゲラ、ツバメ、イワツバメ、サンショウクイ、ヒヨドリ、クロツグミ、ヤブサメ、ウグイス、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、ハシブトガラス 22種
現地の自然環境やコースの説明
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