愛宕山が霞む寒い朝となりましたが、桂大橋左岸下には地元や企業・団体の参加者が集まりました。セレモニーの後、手に手にゴミ袋、火ばさみを手に担当地点に分散し、清掃作業をスタート。京都支部は、JR橋下流を担当しました。「昨年の18号台風で、高水敷に大量のゴミが堆積しているのでは」と想像していたが、それほどでもなく、ゴミ袋がなくなった11時前に終了しました。
11時30分、桂大橋左岸下に、久世橋でクリーン大作戦に参加された積水化学の皆さんが探鳥会に来られました。西山ハイキングクラブのメンバーも参加され、JR橋下流に移動して昼食にしました。JR橋下流は例年、カモ類の多く集まるところでしたが、今日は種・数とも少なめ。台風の増水によって中州の木が枯れ、対岸が見通せるようになっています。ヨシガモ、ミコアイサの♀が見られました。カワセミの出現は、皆さん感動の様子。そうそう、オオバンがたくさんいました。
JR橋に戻るところで、「あれは何?」の声、ベニマシコの♂です。♀も現れ、望遠鏡、双眼鏡に入れてみんなに見てもらえました。ここ、JR橋を挟んだ辺りは、小鳥がよく出る場所で、ホオジロ、モズなども見られました。上空を飛ぶハヤブサは、Oさんの写真判定で同定できました。顔のハヤブサひげが写っていたのです。
最後に桂大橋付近で、イソシギが出て鳥合わせをしました。数は少ないものの、一通りカモ類が出て34種を記録して探鳥会を終了しました。 桂川清掃探鳥会 2014年2月23日(J)
●見聞きした鳥 天候: 晴れ
ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、イソシギ、ミサゴ、トビ、カワセミ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、ホオジロ、アオジ 34種
次の観察会は「探鳥会案内」をクリック