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京都御苑探鳥会

 雪が2~3センチ積もり、最高気温3.6度という厳しい寒さにもかかわらず、この日の京都御苑探鳥会には40人ものバーダーが集まった。今冬は4年前の2009~10年冬と同じように冬鳥が少ないが、集合地の乾御門付近では、ビンズイをはじめ、ツグミ、イカル、ジョウビタキなどが幸先よく出現してくれた。アオバトの声を遠くに聞いた方もいた。近衛邸跡ではアオサギが樹に止まり、メジロ、ヤマガラ、シジュウカラ、コゲラの混群がにぎやかに移動していった。

 大イチョウが目立つ祐ノ井から、シロハラやアオジが見つかった水場に進み、次いで和風迎賓館横へと向かう。Oh! 「母と子の森」の植え込みにミヤマホオジロがペアで出現した。本日の目玉か? 梨の木神社西の高木林を過ぎ、仙洞御所西側の林を飛び交うアトリの群れを見ながら南下。最後に九条池のマガモを眺めて締めくくった。出現鳥29種は、「冬鳥ひでり」の中では好成績といえようか。皆さんの「タカの目」に敬服。             京都御苑探鳥会 2014年1月19日 Σ

●見聞きした鳥 天候:
マガモ、キジバト、アオバト、アオサギ、トビ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、アトリ、カワラヒワ、シメ、イカル、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アオジ 29種

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