積雪はそんなに多くないが、行く道中はテカテカ。
ノロノロと走り、パオを目指す。
ある方曰く、「綾部駅の二つ手前までは晴れていたが、雪に。」
挨拶の時も、出発してすぐも 天候が変化 これぞ「裏西(うらにし)」だ!!
暗~い! 日差しがチョッピリ
明るくなりかけた上空をカワラヒワの小さな群れが横切る。
その直後、ちょっと大きな鳥が。
「ハイタカや」
「どこで、そんなに分かるんですか?」と、つぶやきが。
今度は、別のカワラヒワの群れが枝に止まる。
「カワラヒワや」「黄色がきれいね。」
「オオカワラヒワや」
「同じに見えるのに、どこが違うのか。」と、またもブツブツと。
この季節は違いがよく分かるみたいです。
その後、雪の原を歩く。
暗くなりまた雪だ!
「クサだ。」「上へ行くぞ。」「止まった。」
「飛んどる。」「イソだ。」「クサや。」「確かにイソや。」
「????」 タイミングよく入れ替わったよう見えた。
「まさしく早変わり」と楽しむ。
その時
「タシギや」「どこ?」
「上へ行くで~。」「どれやあ?」
「ああっ、下へ向きを変えた」「違う!アオシギや」
「アオシギって何?!」
「アオアシシギ?」「????」初心者には全く????
「岩の陰にじっとしている。」
「どれや?」「どこや」
「アオアシって何?」私を含め多くのものが初見。
アオシギについて先輩諸氏に教えていただき、よい体験に。
パオへ戻ると、どこからか「フィーフィ」と。
「あれ?!」
桜の蕾を盛んに啄んでいる。
「雪で山から下りてきたかな。啄むのは、ほどほどにしといてね。」
久しぶりにウソ♂♀と出会える。
「こんな気候にも関わらず48種との出会いが。楽しかったよ。」
閉会後、またよい天気となり東屋で弁当を。これも最高。
綾部市探鳥会(1月27日) 田所 草平
●見聞きした鳥
ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ダイサギ、アオサギ、オオバン、アオシギ、タシギ、クサシギ、イソシギ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、カワセミ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、ベニマシコ、ウソ、イカル、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 48種
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