滋賀県からの団体参加もあって、今日の京都御苑探鳥会は、担当を含め55名と記録的な参加者数となった。開会直後になんと珍鳥オジロビタキが出現。昨年12月から滞在している個体のようだ。もちろん、京都御苑初記録である。
いつものコースを進んでゆくと、今度はキクイタダキが姿を見せた。今冬はこの鳥の当たり年らしく、京都御苑にも昨年暮れから10羽以上が滞在している。
シメ(英名: Hawfinch) Coccothraustes Coccothraustes スズメ目アトリ科
ビンズイやシメがあちこちで見られ、シロハラ、ルリビタキの姿もちらほら。トラツグミを発見した方や、アカゲラの声を聞いた方もいた。イカルの群れが飛び、「母と子の森」の水場付近ではカラの混群に出会う。エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ…。おや!キクイタダキも混じっている。
ルリビタキ(英名: Siberian Bluechat) Tarsiger cyanurus スズメ目ヒタキ科ツグミ亜科
九条邸跡の池に着くと、拾翆亭横の枯れ木にマヒワが数羽止まっていた。「鳥合わせ」で数えた出現鳥は34種、御苑の1月の探鳥会では新記録であった。 京都御苑探鳥会 1月20日(∑)
メジロ(英名: Japanese White-eye) Zosterops japonica スズメ目メジロ科
●見聞きした鳥
マガモ、カルガモ、キジバト、アオサギ、トビ、コゲラ、アカゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、トラツグミ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、オジロビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、カワラヒワ、マヒワ、シメ、イカル、アオジ 34種
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