●京都府土木事務所の担当者と一緒に鴨川の巡視に同行。
目的はヌートリアをはじめとする野生動物への餌やりの監視。
日本野鳥の会京都支部でも、度を超えた餌やり行為を自粛するよう、京都府と共に訴えている。
”えさやりを禁止すればいいじゃないですか・・” と忠告を受けることが多々あるが、餌を与えるという行為は悪意で行っているのではないということ。
では善意?
大量の餌を与える行為から生まれる「被害」「迷惑」はかなり多いと思われる。
カロリーのたかいものを食するせいで、肥満及び繁殖力が上がり、強いては生態系のバランスが狂ってきているのではないかと思うほど・・。
カラスが集団でタカを襲ったり、ドバトは一年中民家やマンションのベランダで繁殖し、 悪臭をまき散らし不潔な環境をつくることになる。
そして何よりも、行政では、市民等の要望に答えるべく「有害鳥獣捕獲」をくりかえすことになる。
その数は、平成21年度だけでも2.482羽にのぼる(環境省鳥獣関係統計クリック)。
●次の問題はゴミ箱
最近、河川敷のゴミ箱が家庭ゴミで一杯になるとか・・いっそのこと撤去してしまったらどうでしょう・・・、
京都府が揺れています。
皆さんはどう思いますか? なかむらけいこ
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