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巨椋探鳥会

炎天下、日陰のない干拓田を歩くので、涼しいうちにということで集合は朝6時。にも関わらず、約30人が参加されました。
今年はシギやチドリの渡りが2週間ほど遅れていて、種類も数も少ない巨椋。みなさんお目当てのタマシギを探して休耕田や畦を覗くものの、姿はありません。
しかし、その後、今年のポイントになっている広い休耕田でオグロシギ1羽を発見。30人もの集団が急に近づくと飛ぶおそれがあるので、遠巻きで一通り観察した後、徐々に接近。全員がじっくりと大物シギを観察することがきました。中には、スコープに携帯電話を押し付けて、簡易デジスコで撮影される方も。
タマシギもその近くの休耕田でようやく発見。残念ながら、蓮の葉に隠れて動かないので、しばらく粘りましたが見られなかった人の方が多かったようです。その間、タシギが3羽姿を現しました。
後半のハイライトはオジロトウネン。1枚の休耕田で1羽だけ採餌していました。双眼鏡では脚が黒く見えるのでトウネンかと思いましたが、スコープで見ると脚ははっきり黄色。これもみなさんじっくりご覧になれたようです。
タマシギはちょっと残念でしたが、鳥合わせのリストにも掲載されていなかったオグロシギとオジロトウネンが見られたので、みなさん満足されたのではないでしょうか。
                    巨椋探鳥会 (9月2日)

●見聞きした鳥
カワウ.アマサギ.ダイサギ.チュウサギ.コサギ.アオサギ.カルガモ.トビ.ハヤブサ.タマシギ.コチドリ.ケリ.ヒバリシギ.オジロトウネン. アオアシシギ.タカブシギ.タシギ.イソシギ.オグロシギ.チュウジシギ.オオジシギ.キジバト.ヒバリ.ショウドウツバメ.ツバメ.イワツバメ.ハクセキレイ.セグロセキレイ.オオヨシキリ.セッカ.カワラヒワ.スズメ.ムクドリ.ハシボソガラス.ハシブトガラス.35種

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