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爆弾からウグイスへ

昔懐かしいお菓子の一つに「鶯ボール」があります。以前からあのお菓子がなぜウグイスなのか、疑問になっていたので調べてみました。

メーカーの植垣米菓のWebサイトには次のように書いてあります。「昭和5年の発売当時、支那事変があり、肉弾三勇士が話題となっていましたので、製造過程の油揚げ時のはじける状態により「肉弾ボール」「爆弾ボール」と呼ばれていましたが、戦後、平和の到来とともに現在の「鴬ボール」と改名いたしました」。
なぜウグイスかについては、「形が梅のつぼみに似ているところから、梅に鴬の発想で命名された登録商標名」なのだそうです。「爆弾」が終戦とともに「鶯」に変わったわけです。
しかし、バーダーならご存知のように、「梅にウグイス」は間違いで「梅にメジロ」が正解。そして、パッケージにわざわざウグイス色で鳥の絵が描いてありますが、ウグイスはウグイス色ではなく、メジロがウグイス色。

正確には「めじろボール」と命名すべきですね。ちなみに、鶯ボールの白い部分はお餅で、茶褐色の部分は小麦粉だそうです。

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