薄雲の広がる「追分」駅前をスタート。Mさんの案内で、山麓の名所巡りをしながら登山口に向かうことにしました。小山夜学校跡、円如上人の墓、そして石段を少し上って白石神社につきました。白石神社はイザナギ、イザナミノミコトを祭神として807年に創建され、ご神体の白い巨岩があることから名付けられたそうです。そこで、薄暗い境内の門の屋根に、木の葉模様の蛾が止まっているのを誰かが見つけました。アケビコノハという蛾とのこと。
音羽川に沿って登ると、オオルリの声が聞こえてきました、そしてサンコウチョウ、センダイムシクイの声も。声はなんども聞こえてくるのですが、姿を見せてくれません。
桜ノ馬場でトイレ休憩した時、白い花が咲いていました。クマノミズキだそうです。
牛尾観音から急な山道になり、少し汗ばむ頃、高圧電線鉄塔下に出ました。ここで少し休憩しました。遠くツツドリの声や、クロツグミの声が聞こえてきます。稜線に出たところで、メボソムシクイの声もしたそうです。11:50パノラマ台に到着、昼食にしました。
午後は、府県境稜線から東海自然歩道を下ります。西山路傍休憩地でトイレ休憩をしているとき、すぐ近くでオオルリの声が。担いできたのに出番のなかったフィールドスコープもここで面目躍如。やっとオオルリ♂の姿を見ていただけました。
3つの灌漑池では、カイツブリやカルガモも出て鳥合わせとなりました。そうそう、ジャケツイバラの黄色い花も咲いていました。 音羽山探鳥会 5月20日(J)
●見聞きした鳥
カイツブリ、カワウ、アオサギ、カルガモ、トビ、キジバト、ツツドリ、カワセミ、アオゲラ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、メボソムシクイ、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、サンコウチョウ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 31種
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