来る6月10日(日)は京都支部総会です。
12:00から右京区御室仁和寺内、「仁和寺御室会館(クリック)」地階会議室において開催されます。支部活動の昨年度のまとめ、新年度の活動計画などについて話し合います。
議事終了後、大阪市立自然史博物館学芸員の和田岳(たけし)クリックさんの講演「身近な鳥を調べてみよう~誰でもできる鳥類調査」があります。
また会場では、会員から提供していただいた、野鳥グッズなどのバザーを開催します。野鳥図鑑や野鳥グッズの販売も行います。
なお、当日8:30から12:00まで御室~宇多天皇陵探鳥会も開催されます。
会員の皆さま、京都支部を発展させるため、ぜひご出席いただきますようご案内申しあげます。(広報部)
◆支部総会を前に、ひと仕事 御室~宇多天皇陵探鳥会 6月10日(日)
ホトトギス、コシアカツバメ、キビタキなどの夏鳥と、地元の鳥たち。
(小雨決行)現地で判断
集合 午前8時30分 御室仁和寺山門
交通 京福電車北野線「御室仁和寺」下車、北へ200m。市バス10、26、59系統「御室仁和寺」 下車
行程 仁和寺→宇多天皇陵→御室八十八所→仁和寺 約2km
解散 正午頃 仁和寺五重塔下
準備 昼食持参が望ましい
参考 午後は支部総会(御室会館)へ。
担当 内田 孝
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御室~宇多天皇陵探鳥会 (2011年6月12日)
雨もよいのなか、とにかく出発。少々降っても、午前中だけだから被害は少ないだろう、と。今年も、御室桜が黒い実を多数付けた。誰かが試食して、いけると言う。なるほど甘い。ヤマザクラや、たまに見るソメイヨシノの実は苦くて、舌が痺れるほどだ。
谷沿いの住宅地から市営墓地に入り、尾根道を登るとキビタキの声。だが、オオルリやセンダイムシクイは鳴かない。宇多天皇の御陵でもキビタキだけ。見物 (みもの)として予告していたササユリは刈られてしまっている。期待していた方々、ごめん。ここから御室八十八ケ所にかけて、いつもはコシアカツバメの声を聴き、姿も見るのだが、不思議なことに今回は見聞できず。
腰の調子が悪いので、八十八ケ所途中から逆行して登るルートは避け、順行して一気に下る。下る途中、誰かが小型のカミキリムシを捕らえた。一見して名前がわかる種類ではない。後ほど、仲間が撮った写真を検討してみたら、舌を噛みそうな名前のトガリバアカネトラカミキリか、もしくはこれに近縁の種類と判定した。
この地域は、もともと鳥は少ないのだが、今年は特に悪かった。仁和寺の五重塔に戻って、ぼやきながら鳥合わせをしていると、ジジロ・ジジロとコメボソムシクイの声。渡りの時期の遅いメボソムシクイの亜種とされているが、ここで聴くとは思わなかった。
御室~宇多天皇陵探鳥会 (2011年6月12日) T.U wrote
●見聞きした鳥
ギシバト、ホトトギス、コゲラ、ヒヨドリ、ウグイス、コメボソムシクイ、キビタキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハジブトガラス 15種
●開花していた植物
ネジキ、ヤマツツジ、ニワゼキショウ、ツルアリドウシ
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