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比叡山探鳥会

 四条界隈は花見客で賑わっているというのに、高野川にかかる橋は霜で凍りついていました。八瀬はまだまだ春先なんでしょうか。でも渡りのヒヨドリたち多数が飛び回ってたし、桜の蕾は綻びかけてる。季節は確実に動いているのでしょう。

 昨年は近くの山のタムシバが咲き誇っていたけど今年はどうなんだろう。叡電の車窓から期待をこめて比叡山を遠望します。

 みなさんとても熱心に観ておられるけど、いるのは数羽のコゲラです。これは今年の鳥事情を象徴してると思います。
 この日、観察できた鳥はここら辺りでごく普通に生息している種類ばかりでした。いつもどこで鳴いてるのか分からない事が多いヒガラが次々と枝先へ出てきて囀ります。ヤマガラも盛んに鳴きます。
 遠くキツツキ類のドラミングが聴こえます。夏羽のカシラダカ、林の地面をハラハラとアトリが移動します。キセキレイは毎年営巣してる堂宇にいます。ちょっと遅い山の春はこれから大きく開花するのでしょう。
                     比叡山探鳥会(4月8日)

●見聞きした鳥
アオサギ、カルガモ、トビ、キジバト、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、キセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、キバシリ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、カケス、ハシブトガラス 23種 

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