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北嵯峨探鳥会

 未だ寒さ厳しい中、今朝の大覚寺前・集合場所は普段と違う雰囲気があった。キーコーキーと澄んだ声が聞かれ、クスノキの大木に30数羽のイカルが見え隠れした。
大沢池のヒドリガモは珍しく冬枯れの岸辺に上がっており、オカヨシガモの小さな群れは見やすい場所に現れ、1羽の雄が胸のうろこ模様を見せ羽繕いしていた。アオサギ1羽はいつもと同じくじっと立っていたが、嘴が少し赤みを帯びていた。
13羽のツグミの群れが姿を見せ、今冬初見の人も多くやっと出会えて参加者を安心させた。

 今日の北嵯峨の小道、久しぶりに直指庵手前の池へ立ち寄った。お目当てのカワセミは駄目だったが、ホオジロ2羽が飛び立ち、メジロとシジュウカラの群れが現れた。

 途中、山の尾根近くに白い物体を見つけ、スコープによってオオタカを確認、参加者全員が釘づけにされた。われわれの視線を感じたか、しばらくして飛び立ち上空を数回旋回して、尾根の向こうに姿を消した。
干潟状態の広沢池は少し水が入っていたが、10数羽のケリが時たま飛び回ったほかは、ハクセキレイと数羽のタヒバリ、イカルチドリだけで種類も数も少なかった。水辺のネコヤナギは
春の気配であった。  
               北嵯峨探鳥会2月16日 K.O wrote

●見聞きした鳥
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、トビ、オオタカ、オオバン、イカルチドリ、ケリ、イソシギ、キジバト、カワセミ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、イカル、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 37種 

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