ここ数年、初鳥見は嵐山でのジュニア探鳥会、次の日のガンカモ調査が定番です。今年は幸いにも正月にダウンしなかったので、珍しく3日に初鳥見をしてきました。
まずは近場の京都御苑から。
今年は全国的に冬鳥が少ないという情報が飛び交ってます。京都御苑も、毎年そこらじゅうにいるツグミの仲間が見当たりません・・・山にはそこそこ来ているという話も聞きますが、どうなんでしょう?平地ではホントに少ないです。
御苑からちょっと足を伸ばして、鴨川を散策。
ちょっと珍しいアメリカヒドリ♂がいました。(向こう側はヒドリガモ♂)
連休初日はいつも嵐山ジュニア探鳥会。
ここは観光地ですけど、川や近隣の林には結構野鳥がいます。
やっぱり冬鳥が少ないという洗礼は受けましたが、相変わらず常連の子供たちは鳥の出方に関わらず元気。(笑)
ハイタカが見られたから良しとしよう。
近くの亀山公園展望台から、今話題の「ほしのや」を見る。
「ほしのや」さんが開業する前の「嵐峡館」という旅館だったころ、冬場のこの辺りにはオシドリが結構いた。(嵐峡館がしばらく休業していたので、その間だけかもしれないが。)
ここへは舟でお客さんを送り迎えするそうです。保津川下りもここを通る。
●見聞きした鳥
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、トビ、ハイタカ、トビ、ユリカモメ、キジバト、コゲラ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、シロハラ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 30種
次の日はガンカモ調査。
私の担当は京都市内の三つの池。
天然記念物の深泥ヶ池にはカモが少なくなった。でもこれはエサやりをしなくなったからだと思う。この池を維持するためには、貧栄養にしておかなければならないそうで、エサやりが禁止となっている。
人からエサをもらわないヨシガモとホシハジロが少しだけいた。写真はヨシガモ♂。頭の緑がきれいな人気のカモ。
珍しく陸に上がってエサをついばむ。
オオバンは、この池ではこの頃増えたな。
宝ヶ池ではマガモとカルガモ(TOPの画像)がメイン。
国際会議場が隣接するこの池の周りは、市民の憩の場となっています。
散歩する人やジョギングする人で溢れる。
ここの冬の名物オシドリ。毎年同じところで冬を過ごす。
カイツブリがあちこちで潜ったり浮かんだりを繰り返している。
ガツガツと鳥を見に行かなくなったけど、ゆっくりと自然の中に身を浸す時間を持ちたい。そんな感じで今年も過ごせたらいいなあ。
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