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鴛鴦の契り

今シーズンも宇治川にオシドリがやってきました。天ヶ瀬ダムより上流のあちこちで数羽~数十羽の群れを作って、ドングリを食べながらのんびりと過ごしています。

オシドリは仲のいい夫婦の象徴ですが、実際には毎年ペアの相手が変わります。それなのに何故「おしどり夫婦」と言われるのかについては、こちらの記事(クリック)をご覧ください。
そこでご紹介した中国の故事が出所でしょうが、日本にも似たような伝説が残っています。「弓矢で射たオスを持ち帰ったら、夫を慕うメスが家にやってきた」とか、「オスを射ると、メスは夫を思うあまり自らのクチバシで腹を刺して後を追う」など…。
オシドリの漢字から「鴛鴦の契り(えんおうのちぎり)」とも言うようです。「鴛」はオス、「鴦」はメス。
下の動画のように、鴛と鴦は一緒に行動します。それを見た人間が「夫唱婦随」とか「夫婦円満」というイメージを勝手に膨らませたのでしょう。

    [[youtube:Pt4_9IQ-2EY]]

オシドリに限らず他のカモもペアで行動しますが、姿が派手で注目度が高いので夫婦仲のシンボルにされたのではないでしょうか。
明日は宝ヶ池で探鳥会が予定されていますが、こちらにも例年通りオシドリがやってきているようです。ぜひ、ご参加ください。

  ◆今年のオシドリは何羽?  宝ヶ池探鳥会   1月14日(土)
    オシドリ、シロハラなど洛北に来る冬鳥やカワセミ。 
      (小雨決行)現地で判断
   集合 午前9時 地下鉄烏丸線「国際会館」駅5番出口
   交通 地下鉄烏丸線「国際会館」行き終点下車
   行程 「国際会館」駅前→宝ヶ池公園→宝ヶ池半周→岩倉川→「国際会館」駅前
   解散 正午頃 「国際会館」駅(宝ヶ池通り側)
   担当 石川洋一・石川順

               次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック

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