12月になっても暖かい日々が続き、先週(12月4日)も渡月橋付近は、多くの観光客で賑わっていた。ここ2~3日はやっと平年並みの寒さとなり、冬鳥達の数も増えてくることが期待できる。
集合場所では、嵐山の黄色く紅葉した樹の枝で「オオタカ」休んでいた。桂川ではこの付近でしか見られないという「オナガガモ」が7羽の群れで泳いでいた。渡月橋では例年に多くの「ユリカモメ」が見られるが今年は数が少ない。
千鳥ケ淵までの往復路、狭い道をトラック(奥のホテルへの運搬?)を避けながら歩く。途中「ヤマガラ」、「コゲラ」の常連に加え、冬鳥の「ジョウビタキ」と「ルリビタキ」の声が聞かれたが、姿はみられず。
サネカズラ Kadsura japonica マツブサ科 サネカズラ属
渡月橋を過ぎ桂川右岸を松尾橋までへ歩く。10月~11月にかけて工事が行われ川沿いの木々が伐採された。去年まではこれらの枝に多くの「ツグミ」が見られたのだが・・・。運動公園付近では「モズ」が「ジョウビタキ」を追いかけていた。よく見る光景だ。
冬鳥の数が少なく立ち止まることが少なかったせいか、松尾橋には予定より早く到着した。「カワアイサ」を期待して、下流の「カモ」が見られるポイント(今年2月の探鳥会の出発地点だった場所)へと足を伸ばした。ここでは、「烏の群れの行水」、「マガモ」、「ホオジロ」が見られた。全体的に個体数は少なかったが37種とまずまずの出現数だった。
解散後、松尾橋上空を「イワツバメ」の群れが舞っていた。
桂川探鳥会(12月11日) K.K wrote
●見聞きした鳥
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、トビ、オオタカ、イカルチドリ、イソシギ、ユリカモメ、キジバト、カワセミ、コゲラ、イワツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ルリビタキ、ジョウビタキ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 37種
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