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大浦湖岸探鳥会

 早朝から近畿の都市部のことごとくは雪がふっていた。ところが毎年天気に悩まされる大浦湖岸、意外なことに積雪はあるけれどくもり、気温もさほど低くない。絶好とは言わないけれどほどほどのコンディション。天気図からこの天候を見抜いた数名の参加者がみえた。

 水鳥も小鳥たちも豊富な探鳥地だが哺乳類も楽しめる。そして、普段見慣れたトビが飛んでいても雪の反射で見ほれるほど美しいのである。
 大浦川に沿って湖畔へ向かう。セグロセキレイ、タヒパリ、ホオジロ、8羽のオシドリが飛び立つ、高木にノスリの姿。やがて河畔の道は雪が深くて進めなくなった。しかたなくたった一本だけの除雪された町道を通り湖へ出る。ユリカモメ、カモメ、遠くカモの群れを眺める。汀の茂みにアオジ、ベニマシコ。山麓にはオオワシも止まっていた。

 ウソの群れだ、みんな動けなくなってしまう。その後 3つほどの小群に出会うことになるが存分に彼らの色彩を楽しんだ。

 昨年のこの探鳥会は風が強かったり降雪があったりの荒天。たった一軒あるこのカフェへ逃げ込んで暖をとった。今回も一休みする事になり、暫し歓談、野鳥談義に花が咲いた。充実した時間となった。
 復路も県道沿いの木々にトラツグミやシロハラ、アカゲラ、またカモやカイツブリ類、カラ類などをゆっくり観察しながら、永原の駅へ戻った。                  大浦湖岸探鳥会 2月11日

●見聞きした鳥
オオハム、カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、オシドリ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミコアイサ、カワアイサ、トビ、オオワシ、ノスリ、チョウゲンボウ、オオバン、イカルチドリ、ユリカモメ、カモメ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、トラツグミ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、ホオジロ、アオジ、ベニマシコ、ウソ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス 50種

                        大浦川

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