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鴨川リレー探鳥会

 今日のコースは出雲路橋から丸太町橋。久しぶりにMさん家族が車いすで参加してくれた。
 子どもの頃、この近くに10年ほど住んでいた私にはとても懐かしい場所。ちょうど京都交響楽団ができた頃で、兄と一緒に練習風景を見に通ったことが思い出される。
中洲の工事も3月中に終わる約束の鴨川には、既にユンボの姿はなく桜のつぼみが開花を息を潜めながら待っているような感じ。

 今日は野草に詳しい方々が3人も参加され、待ってましたとばかりに参加者から質問攻め。鴨川にはたくさんの可愛い野草が咲いています。
 あーっ!、トビだ!。
ベンチの二人がお弁当を広げている。上空で旋回していたトビが次第に低く輪をかくようになったかと思いきや、さーっと後ろに廻り二人をめがけてつっこんだ。見事に餌を捕り、悠々と飛び去っていった。
 河川敷には「トビが食べ物を狙っていますので気を付けて下さい」の看板がポツンと立っていた。地元で観察を続けているHさんがトビの巣を教えてくれた(写真参照)こんなに身近な所にトビが巣をかけることなど知らなかった。最近、トビの数は極端に減っている。その理由が何なのか判らないが、生態系のバランスに変化が生じていることだけは間違いないように思う。誰かがドバトの数をカウントしたら223羽だった。餌付けがなくなっていないことがわかる。

 人工中洲の廻りの水草は残し、きめ細かい配慮がなされていた。これならカモたちは安心して棲めるのではないだろうか。平らな洲の表面は、もしかしたらコアジサシ?、いいえそんな贅沢は申しません。イカルチドリが繁殖するかもしれません。
 ジョウビタキ♂やオオジュリンの可愛い姿が初心者だけでなく私たちをも満足させてくれた。
やがて鳥合わせが終わると、反省会とは名ばかりの、恒例の楽しい昼食会が始まったのでした。
              鴨川リレー探鳥会(3月28日) K.N wrote

          ムスカリ Muscari armeniacum ユリ科
               園芸種:グレープヒアシンス、ブドウムスカリ

●見聞きした鳥
カイツブリ、ダイサギ、カワウ、コサギ、ダイサギ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、トビ、イソシギキジバト、カワセミ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、ウグイス、シジュウガラ、メジロ、オオジュリン、イカル、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス 33種

                次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック

必要な方は bird@kyoto.email.ne.jp までご連絡下さい、高品質の画像にアドレスをつけてお送りします。 

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2件のコメント

  1. 百舌鳥

    Unknown
    鴨川探鳥会 いつも楽しませて頂いております、野鳥観察は無論の事 お馴染みさんとの雑談(色々な雑学が聴けます) そして昼食会…コレからも地道に参加し続けてて行きたく思います。

  2. なかむらけいこ

    Unknown
    百舌鳥 様
    こちらこそ皆さまのおかげでとても楽しい時間を過ごさせて貰っています。
    本当に感謝です。
    これからも頑張って皆さんと一緒に続けたいと思っています。
    宜しくお願いします。

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