祇園祭
どこかの会所に”鳩の土鈴”が置いてあった記憶があったので探してみた。烏丸御池あたりから歩いた、鈴鹿山、浄妙山、役行者山、黒主山、鯉山、橋弁慶山では彫刻の鴨川千鳥が印象的であった。占出山、山伏山、霰天神山、南観音、北観音山、あきらめかけていた頃、八幡山に到達した。「あった、ハトの土鈴」、とにかく紅白一対で求め、巡行当日に「山」を飾る水引などの展示品を見る。
左甚五郎作の鳩(木彫胡粉彩色)、実際に使われている飾り物で迫力がある、赤い足がなんともいえない味を醸し出している。
外にはためいている幡にも鳩、曵手の冠ってる陣笠にも一対の赤い鳥が描かれていたり、とにかくあちらにもこちらにも「鳩」なのである。
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このドバト(カワラバト ?)の絵を見つけた時はちょっと感動してしまった。作者などは調べてみないと解らないということであったがなんだか魅力的である。
また”白いハト”は八幡神の使いとされ「シラコバト」ではないかの記載があった。 雑誌”BIRDER”の「古語りの鳥たち20 (2008/8)」に詳しい。
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