「私たちの身近にある桂川には、こんなにたくさんの野鳥がいます」
桂川管内河川レンジャー主催自然観察会
午前9時、冬型の天気予報に、防寒スタイルの40人を超える自然観察会参加者が、JR西大路駅前に集まっていました。ワコール前の公園で、Tさんから河川レンジャーの活動の紹介、今日の自然観察会のコースの説明を受けました。柔らかな日射しの公園には、地元小学校の児童によって描かれた、ゴミのない美しい桂川を呼び掛ける啓発ポスターが展示されていました。
天神川を渡って桂川堤防に着くと、ヨシガモ、オカヨシガモが川の中ほどを泳いでいました。また上空をミサゴが飛び、近年観察機会が増えているとのこと。下流に向かって高水敷を歩くと、ツグミ、ジョウビタキ、モズが。新幹線橋をくぐり天神川との合流点への途中、ノスリ、バン、イカルなどが出ました。合流点突端から20数羽のトモエガモが見られました。桂川でこんなにまとまった数を見たのは、今までなかったのではと皆さん大感激。桂大橋へと折り返す途中、カワセミ、アオジ、シメなどが見られました。ついで、桂大橋下流の中州の木に、ベニマシコの数羽の群れが止まっていました。
昼食の後、阪急橋下流でミコアイサの雌雄も出て、午後1時30分鳥合わせをして解散しました。出現鳥は49種でした。
桂川自然観察会 (12月23日)J. wrote
(写真をクリックすると大きくなります)
●見聞きした鳥
カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、トモエガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミコアイサ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、バン、オオバン、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、カワセミ、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、ベニマシコ、イカル、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 49種
次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック